こう逆手に取る!主婦がパート面接で落ちる理由「子供の病気・勤務時間の制限」
転職や求人を見てパートの仕事に応募しているものの、全く受からない。
なかなか採用してもらえなくて、不安になったり焦ったりしますよね。
「子どもが熱を出したらお休みさせてください」
「残業は子どもが帰ってくるので対応できません」
「日・祝は保育園がお休みなので出勤は難しいです」
・・・わかります。
小さな子供がいるママの
勤務条件は不利すぎるし、肩身も狭いですよね。
私も、娘が3人いますが
- 実家は遠い
- パパも急に有給は取れない
- 唯一、頼れるのは保育園だけ
子どもが急な病気になったら、
自分が仕事を休んで看病するしか無い。
・・・という状態なので
あなたの抱える事情・気持ちは、身にしみてよくわかりますよ。
そこで今日は、
主婦のパート面接「子供の病気・勤務時間の制限」は
逆手に取って「自己アピール」につなげよ!
というテーマで、お話していきますね。
人手不足でも…主婦パート「休みすぎ」の人を雇うリスクとは?
働く条件を制限せざるを得ない主婦の再就職探し。
小さな子供を抱えたワンオペ育児中なら尚更ですよね。
でも、当然
私たち主婦の希望条件って
「雇う側」から見たら
- 平日の日中だけ働きたい
- 子どもが病気のときは働けません
- 学校行事あるときはお休みしたい
はなはだ迷惑でしかないんですよね。
というのも、
どこの会社・お店も人手不足なんです。
ということは?
現場は、どこもいっぱいいっぱい。
ということは?
ここで働ける時間に制限が多い人を雇ってしまったら、
いま働いている人達に、更に迷惑・混乱をかけてしまうことに…
人手がほしいのは山々だけど
いざ、シフト調整したくてもお手伝いしてもらえないどころか、
逆に迷惑を掛けられっぱなしになるのではないか…
仕事を休んでばかり、手間がかかる人を入れたら、
さらに職場の人間関係トラブルが増えてしまいかねないのでは…
雇う側だって、悶々としながらも
やむを得ず「不合格サイン」を送っているのですよ。
働きやすい職場=求人激戦区!
仮に、働くママから見て
勤務条件の良い求人があったとしてもね。
たとえば
- 平日9-15時勤務
- 土日祝休み、長期休暇あり
- 事務(簡単なパソコン作業)
- 未経験者歓迎、資格・経験不要
まさに、子育て中ママにとって理想的な働きやすい職場が見つかったら、絶対応募しますよね!
でも・・・
みんな同じことを考えていますよ?
採用1人の枠に30人応募とか殺到しています、裏側では。
そもそも
働きやすい職場=辞める人が少ないため
こんな求人自体、滅多に出てこないのですが
会社側からしたら、
- より条件の良い人
- より能力の高い人
- 若くて扱いやすい子
を雇いたいのは当然の話。
働きやすい職場=狭き門
出産も激戦区
保活も激戦区
転職も激戦区
働くママは「闘いだらけ」ですね…
では・・・
勤務条件が不利な主婦は、
どうやって面接を乗り切ったらいいのか?
パートを複数社受けても不採用続きで凹んでいるママは、どうしたら良いのか?
今から、パートの面接で
主婦のマイナス面を
プラスに切り替える方法
について、お話します!
パートの面接で聞かれる「子供の病気・勤務時間の制限」こう逆手に取る!
パートの仕事に応募する時は
履歴書を送りますよね?
家族構成から「小さな子供がいる」とわかった場合に
採用側から見て、1番気になるのは
あなたがワンオペ育児中で
「実家が遠い、旦那には頼れない」なら
この質問、どう切り抜けますか?
パート面接NG例:「子供の病気のときは休ませてください」
「休むのが当たり前」みたいな態度では
まず、不採用です。
先程もお話したとおり、いまや
どこの職場も人手不足でいっぱいいっぱい。
パートも貴重な戦力ですから
あなた1人が欠けたら「誰かが穴埋め」をしなくてはならない。
急なシフト調整が必要になったときに、誰が手伝うの?
一緒に働くメンバーですよね??
面接で「子供の病気のときは休みます」と答える人は
仕事でも「当たり前の態度で迷惑を掛ける人」と捉えられ、不採用につながりがちです。
パート面接良い例:「できるだけご迷惑をお掛けしないよう○○します」
でも、たとえ身近に頼れる人がいなかったとしても
前向きな姿勢・意欲を伝えることって、できますよね?
たとえば・・・
「子どもが発熱したときは病児保育をお願いできるよう、施設の利用手続きを済ませています」
「日頃から生活リズム・栄養バランスを心がけ、家族で健康的に過ごせるよう努めています」
病児保育は、1日2000円など利用料金もかかりますから
場合によっては、1日のパート代が病児保育代で相殺されてしまうかもしれません。
・・・それでも、外で働きたいですか?
(そうでない方は、このブログ記事の最後をお読みください)
「急なご迷惑をお掛けしないよう、できる限りの準備を整えています!」
あなたの誠意・熱意は、
ストレートに面接相手に伝わるものです。
面接で「主婦ならではのメリット」を自己アピール!
また、
「短時間勤務を希望、週末は休みたい」など
はなっから勤務時間に制限があること前提なら
私だったら
- 作業効率
- スピードの速さ
- コミュニケーション能力
主婦ならではのメリットを、
最大限に自己アピールしますね!
主婦パート面接で自己アピールする例文
例えば・・・
作業効率アップ
「普段から、家事など複数の仕事は、同時進行でいかに効率良くこなすか工夫しています」
↓ ↓ ↓
「お引き受けした仕事を言われたとおりにこなすだけではなく、作業効率をアップできるよう知恵を絞ります!」
仕事のスピードの速さ
「日頃から、知人・家族に頼まれた用事など、先延ばしにすることなく当日・翌日中には対応しています」
↓ ↓ ↓
「与えられた仕事にスピード感を持って対応するのはもちろん、人手が足りない場面でスグお手伝いに入れるよう周りの状況・様子を気にかけながら作業いたします!」
コミュニケーション能力
「以前働いていた○○の職場では、急なお休みでメンバーが欠けても誰でも対応できるように、各自の作業内容をマニュアル化する仕事を自発的に引き受けました」
↓ ↓ ↓
「一緒に働く皆様と『ここで働けて良かった』と気持ちよく感じられるよう、まずは今の自分にできることを率先してお引き受けします!」
・・・などなど、
普段の自分の「前向きな面」を
「具体的に」とりあげながら
「自己アピール」に紐づけていく。
面接相手にメリットを感じてもらえるように
「この人は前向きで良いな、一緒に働きたいな」
と感じてもらえるように、誠心誠意を持って伝える。
これくらいやって、はじめて
「採用するかどうかのラインに立てる」
・・・と、私は思っているんですが、どうでしょう?
「そこまでして外で働きたくない」
「こんなの無理」と思った人。
「そこまでして外で働きたくない」と感じた方。
わかりますよ、私も一緒です。
うちも年の近い子供が3人いて
夫も実家も頼れないワンオペ育児。
とても外で働けるとは思えない状態だけど
でも、夫の収入1本では心もとない。
資格もスキルも経験もないから
誰にでもできる仕事しか応募できない不甲斐なさ。
周りに迷惑をかけるたび頭をぺこぺこ下げ
謝りながら動き回るしかないやり切れなさ…
自分が1番、焦りとジレンマと情け無さを感じてるんですよね。
だから私は、
『家で働いている』んです。
特別なものは何も持っていないから
周りに助けてもらえるわけじゃないから
『ひとりで働いている』んです。
▼詳しくはこちらでお話ししています。
まとめ
最後にまとめます。
パートに限らずフルタイムの転職でも一緒だと思うけど、
「小さな子供がいるから勤務条件が不利」なら
それを上回る価値・魅力を感じてもらわなきゃ。
自分の過去・日常・性格とか
「手持ちの札」をなんとか拾い出して
どうにかこうにかして自己アピールにつなげる、ってことです。
「そういうのは無理。」
「そこまでして外に出たいわけじゃない。」
「でも、収入はほしい。」
そんなあなたは『自宅で働く』という手もありますよ。
すぐ収入になるものではないし
たくさん勉強も必要な世界ですが
外で働くことのできなかった私は
自宅で働き続けて、10年です。
案外「選択肢が限られている」人の方が
生き残れる世界なのかもしれません。