共働き 学童に行かせたくない「留守番・習い事・仕事」はどうする?
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共働きの家庭では、保育園→小学校に上がった後の「子供の預け先」に頭を悩ませる方も多いですよね。
小学生になると学童(放課後クラブ)を利用することができます。
とはいえ、様々な理由で学童に行かせたくない方もいることでしょう。
もし「学童に行かせたくない」気持ちがあるなら
一人で留守番の練習をさせてみたり、自宅でできる習い事を活用すると良いでしょう。
当ブログの読者さんからも、
子供の小学校入学を期に「フルタイムの仕事を辞めたい、パートに変更しようか悩んでいる」お母さんたちの声が届きます。
【小1の壁】正社員からパートってどう?3つの注意点&コロナで変化
コロナ禍でテレワークの導入も進みましたが
在宅勤務が可能な職場ばかりじゃありませんものね。
そこで今回は、
- 学童やめたほうがいい?3つのデメリット
- 共働きで学童に行かせない場合どのように乗り越えたらいいか
くわしくお話していきます。
目次
学童のデメリット3つ(トラブル・指導員の質・親の負担の大きさ)
学童は子供を一人で留守番させる必要もなく、指導員の方もいて安全な場所です。
一方、学童ならではのデメリットもあります。
学童をやめた方がいい理由としては
次の3つが上げられます。
- 子供同士のトラブル
- 学童の先生(指導員)の質・レベル
- 親の負担の大きさ
学童は働く親にとっては安心して子供を預けられる場ですが、子供同士の喧嘩・いざこざが起きやすかったり、保育園と比べると利用時間が短く不便、保育園と比べて親の負担が多いなど、心配な部分も多々あるのも事実です。
以下、詳しく見ていきます。
学童やめたほうがいい理由①子供同士のトラブル
1つ目のデメリットは「子供同士のトラブル」です。
子供同士のいざこざは、夏休みに増えてきます。
夏は気温が高く外遊びできない時間帯が増えるからです。
新1年生~上級生まで、年齢の違う子供たちが1日中「同じ室内」で過ごすため、騒がしい子や攻撃的な子と離れづらくお友達ともめてしまうことが多くなりがちなのです。
内気な子や気弱な子はもちろん、こういったトラブルにうまく対処できる子ばかりではありません。
子供同士のトラブルから「学童に行きたがらない、嫌になって辞めてしまう子供」も多かったりします。
学童やめたほうがいい理由②指導員の質・レベル
2つ目のデメリットは「学童の先生の質・レベル」です。
保育園と違い、学童の先生は
つきっきりで子供たちの面倒を見てくれるわけではありません。
特に、定員いっぱいの学童だったり、グループに分かれての遊び・活動の時間に目が行き届かなくなりがちです。
攻撃的な子供は、必ず「先生が見ていないところ」を見計らって弱い子を狙います。
学童の先生は、小学校・保育園の先生のように専門の資格があるわけではない(研修のみ)ので、指導員の質・レベルもさまざまです。
トラブルが起きないよう積極的な配慮をする人もいれば、対応が遅い・関心が薄い人もいます。
また、学童の先生自身が「外で働いた経験が少ない人」だったりすると大変です。
働きながら預けている保護者に対する理解に乏しいため
逆に「親の負担」を増やしてしまうことも…。
(※後ほどお話します)
学童やめたほうがいい理由③親の負担が大きい(役員・行事の多さetc)
最後。3つ目のデメリットは「親の負担が大きい」点。
これは特に、保育園出身のママが驚く点でもあります。
学童に通わせることで、逆に「親の負担が増える」こともあるのです。
たとえば、夏休み・冬休みは「お弁当持参」だったり
保育園より早いお迎え時間(18時まで等)に間に合わせなければならない。
また、利用する学童によっては
「保護者会」があり役員を引き受けなくてはいけないことも。
バザーやプール当番、お祭り・イベントなどの行事やお手伝いに、保護者の参加を求められることがあるのです。
さらに、先ほどお話ししたように
学童の先生自身が「外で働いた経験が少ない人」だったりすると
まさかの実話…(´д`;)
その他、細かなところでは
- 学童で出たゴミを誰が持ち帰るのか?(学校では処分してくれない)
- 学童の奉仕作業にこなかった保護者にはペナルティ、など
聞いているだけでゲンナリするような話も見聞きします。
外で働いていて大変だから学童に預けているのに
さらに仕事・負担が増えるとは、納得しがたいところがありますよね。
働いている親と預かる側の「価値観の相違・世代ギャップ」
これらの学童の問題は
「制度的な問題」はもちろんのこと
働いている親と預かる側の「価値観の相違・世代ギャップ」によるところも大きいです。
たとえば、
私の友人ママも子供を学童に預けていて
「保護者会の会長」を担当したのです。
ゴミ問題や役員の仕事の割り振りなど
学童の理不尽な問題を1つ1つ改善していく「できるママ」でしたが
と話を聞かせてくれました。
というのも先日、学童の有識者会議(保護者代表・学校・行政・自治体の役員等が参加)に出席したんだそうですが
と発言したところ
会議に参加していた自治体役員(おじいちゃん世代)が
以上。
そ、そこから…(´д`;)
って思いません?汗
でも
ジェンダー平等なんて
親の親世代には???
圧倒的超高齢社会で子育て世代の意見など、少数派すぎて届きません。
理不尽に耐えるか
地道に変えていくか
どちらも大変な道ですよね。
そこで、もう1つの策です。
共働き学童なし①留守番で乗り切るには?送迎ありの習い事やキッズ携帯
共働きの世帯でも「学童に行かない」家庭は多く存在します。
例えば、放課後は塾・習い事をさせたり
長期休暇中はおじいちゃんおばあちゃんに預けるなど。
民間の塾やスイミングスクールなど
家や学校に「バスや徒歩で」お迎えに来てくれる習い事もあります。
学童代わりに利用している人もいますよ。
しかし、習い事や預け先の確保は
なかなか難しいという方もいますよね。
そんな時は、家でひとりで留守番させてみる。
いわゆる「鍵っ子」に挑戦させるのも良いでしょう。
子供が慣れるまで、はじめは
「短い時間」から留守番を体験させてみると良いですね。
まだまだ幼い子供ですので、鍵はちゃんと開けられるか、火のもとに注意できるかなど心配事はたくさんありますが、しっかりとルールを決めておこなえば子供が成長する機会にもなります。
例えば
- 帰宅したら必ず電話をする
- インターホンには絶対に出ない
- コンロには近づかない
など親子でルールを決めて確認するといいでしょう。
キッズ携帯をもたせるのも安心ですね。
共働き学童なし②オンライン習い事・タブレット学習で乗り切る
そうはいっても、
放課後や長期休暇など「長い時間」を一人で過ごさせるのは心配です。
こんなときは「オンラインの習い事やタブレット学習」を活用するのがおすすめです。
最近では、オンラインの個別レッスンなども主流になって、子供向けの英会話や通信教育なども手軽に使えます。
うちの子たちも学童に通っていないので
長女が小1のときは「学童代わりにオンライン英会話」を使っていましたよ。
オンライン英会話は費用がお手ごろなので、平日の夕方レッスンを毎日入れてました。英語を聞き取る耳はよくなったと思うのですが、毎日レッスンは多すぎたようで本人が嫌になって辞めちゃいました(^^;
今は、下の子たちが
進研ゼミのチャレンジタッチ(タブレット学習)を使っています。
私も家にいるとはいえ仕事しているので
帰ってきた子供たちの宿題・支度を付きっきりで見られるわけじゃない。
進研ゼミはこの辺うまくできていて
子供が勉強を終えるたび「今日のレッスンの様子」がリアルタイムで親のスマホに配信されるのです。
レッスンが完了したら親のスマホにメールが届くので
子供がサボっていてもすぐ気づける!!
(え?帰ってきて菓子食ってゲームしてあれから何やってたの?!(゚д゚)
これもメリットですが(笑)
もし万一のときも、異常に気づきやすく早めの対処ができる。
外で働いている親にとっては、大きな安心になりますね。
オンライン習い事は、親子のストレスを減らし自宅で安心して過ごせる方法でもあるので、検討の1つに入れてみると良いでしょう
もう1つの手段【自宅起業】親が家で働く選択肢も
私も働いていますが、
保育園→小学校に上がってから
子供たちは放課後、学童に通わず家で過ごしています。
というのも、
家で働く自営業者は学童の対象外なんですね。
低学年のうちは、下校時間も早く
家で過ごすのも飽きたり騒がしかったり何かと大変でしたが
今は放課後お友達が家に遊びに来たり
自由に気ままに過ごしてくれるので楽になりましたよ。
(で?なんで今日の宿題まだ終わってないの…?(゚д゚)
保育園ママ向けとなりますが
「家で働く自営業者になる方法」をまとめてあるので
興味のある方は合わせてチェックしてみてください。
まとめ
学童は、共働きの世帯にとっては安心して子供を預けられる場所ではありますが、行かせたくないご家庭もあることでしょう。
フレックスタイム制度や短時間勤務があれば小1の壁も乗り切れるかもしれませんが、恵まれた職場ばかりじゃありませんものね。
子供同士のトラブルや親の負担も「学童によりけり」なところはあります。
もし学童に通ってみてダメだったときは、送迎付きの習い事を始めてみたり、留守番に挑戦するキッカケにすると良いでしょう。
子供にとっても親にとっても最善の方法を見つけてみてください。