どっちも嫌い!子育て社員は迷惑/権利主張して非難…だから私は起業する
りあこです。
前回のブログでご紹介したKさん。
保育園ママが自営業になる場合、夫の扶養を抜けずに起業するには?
Kさんのメールには「続き」があったのですが…
社畜のように働いた正社員、残業もありながら不必要になったら切られるパート、どちらも苦い経験でした。
また何となく会社に属するというのが向いてないように思ったのです。
そうやって結局子育て世代が働くには周りに迷惑をかけなければならない風潮も大嫌いですし、育短を当然の権利として主張しつつ周りに迷惑かけながら働いてることを棚にあげて人を非難する人も嫌いです。
そういう点でも私にはもしかしたら起業するのが向いてるかもしれません。
Kさんのメールには共感・共鳴するところがたくさんありました。
そこで、ブログで紹介してもいいかご相談したところ快くご了承いたただきました。ありがとうございます(^^
それでは以下、Kさんのメールをご紹介します。
Kさん:ガッツリ正社員~パートをリストラ~専業主婦
以下、Kさんのメールです。
実は私は現在専業主婦です。
これから書くことは私の愚痴だと思って流してください。
けれどこういう経緯でりあこさんのブログにたどり着いた人もいるんだと思ってもらえるといいかなぁなんて。おこがましいことを失礼しました。
私は専業主婦をしていますが、結婚する前まではガッツリ正社員で働いていました。それはもう社畜のように。
専門商社のOLです。終電近くに帰宅や終電なくなったので営業さんに送ってもらうなんてのもざらにありました。
そのときから結婚して働くなんて無理と思っていました。
そして結婚と同時に辞め、少しの間専業主婦をし、そのあとパートで働きだしました。
そのパート先もOLとかわりませんでした。仕事内容は前の仕事よりウェイトと責任が軽いのでやりやすかったですがそこそこ残業もありました。
しかし大手のグループ会社だったので悪くない時給で賞与もほんとに少しですが貰えて、交通費も貰える、ある意味理想的でした。
ですが事業縮小に伴いいわゆるリストラに…
もちろんパートなので契約時に何かあればクビですよーってのは分かってたことなのですが本当にこういうふうにやめることになることがあるとは思っていませんでした。
それから仕事を探すことも考えましたが、結婚してからなかなか子宝にめぐまれていなかったこともあり、夫と話し合い一度真剣に子供を考えようとなりました。
そして子供が産まれましたが、超早生まれで3月下旬。身体も小さく、どちらかと成長もゆっくりでした。それは今もです。
保育園に通わせたい。でも外に働きに出ること、会社勤めが向いてない
そしていざ3歳の年、保育園か幼稚園か。
働いてないので幼稚園を考えていましたが、近くのアットホームな幼稚園は卒園児や在園児の兄弟姉妹でいっぱい。少し離れたとこの幼稚園は教育方針が高すぎて、おそらくうちの子には合わない。
私自身が幼稚園に通うことが大嫌いで毎日泣いて通っていたのを覚えているので我が子にはそんな思いさせてまで幼稚園に通わせたくないと思っていました。
ではどうしよう、保育園なら空きがあったのです。
でもなかなか働きに出ることはどうしても性に合わないと思ったのです。
社畜のように働いた正社員、残業もありながら不必要になったら切られるパート、どちらも苦い経験でした。
また何となく会社に属するというのが向いてないように思ったのです。
そしてこれをある友人に話したら
「たぶんあなたは真面目で責任感もあるしそこそこ早い段階で仕事できるじゃん。だからいわゆる仕事できる人のところに仕事が集まるってやつだよ。でも若い部類だからなかなか断ったり意見したりってしづらいでしょ?だから残業しすぎたりキャパオーバーするんだよ。」
って、なるほどぉと思いましたが
結局ただただ周りを気にしすぎてNOと言えないだけの人ですよね。
一人で在宅の仕事をすることで、保育園に入れないか?
でもだからこそ一人で仕事をすることができないかなぁと考え始めました。
でも最初はそれと保育園とは結び付きませんでしたが、保育園に入れることと在宅ワークを色々調べてるうちにりあこさんのブログにたどり着いたように思います。
子供を産んでからホントに行政のやることって子育て世代には世知辛いなぁと思うことが多くなりました。
結局、日本はまだまだ男社会で子育てに関する実感がない人たちが国を回してるから子育て支援は後手後手になるんだろうなぁと実感しています。
でもそんな国と争うなんて政治家にでもならなきゃですよね。だったら準備しなきゃいけないことだけ準備してうまくやりこなすだけです。
自営業はズルい?正社員は育休ガッツリ使って辞める?
よく保育園入園に関しても自営業の奥さんは正社員で働いてる人に比べてずるいなんていうネットの書き込みありますけど、それもどうなんだろうと思います。
私が正社員で働いてたところでは表向きは「産休育休育短とれますよー」と言ってましたけど、それも取れる部署と上司とまわりの雰囲気があった人だけでした。
実際取れた人は産休育休育短ガッツリ使ったら辞めるっていう人ばかりでした。でもそれの皺寄せは全て周りにいっていましたし今思うと私のとこにガッツリ来てたんだと思います。
子育て世代は周りに迷惑をかけている…その風潮も棚上げも非難も、大嫌い
そうやって結局子育て世代が働くには周りに迷惑をかけなければならない風潮も大嫌いですし、育短を当然の権利として主張しつつ周りに迷惑かけながら働いてることを棚にあげて人を非難する人も嫌いです。
そういう点でも私にはもしかしたら起業するのが向いてるかもしれません。
とても長くなってしまってすみません。
ホントに流して頂いて構いませんので。
りあこさんからのマニュアルは何度もこれから読ませて頂きたいと思います。
お返事、本当にありがとうございました。
(Kさんメール、ここまで)
りあこ:ブラック企業~理想的な職場~自営業の道
(以下、りあこからの返信です。)
Kさんのこれまでの話、読ませていただきました。
社畜・ブラック企業の正社員時代
子育て中、理想的な職場からのリストラ
そこから自営業の道を模索し起業に至ったこと…
私も同じような道のりをたどったので
お気持ちお察しします。
周りの仕事まで引き受ける人ほど、起業は楽だし『本領発揮』できる
だからいわゆる仕事できる人のところに仕事が集まるってやつだよ。でも若い部類だからなかなか断ったり意見したりってしづらいでしょ?だから残業しすぎたりキャパオーバーするんだよ。
ご友人のアドバイスもとても的を得ていると思いました。
だからこそ一人で仕事をすることができないかなぁと考え始めました
周りの方の分まで引き受ける
『能力や責任感』のある方にとっては
ひとりで働く方が案外楽だし
『本領を発揮できる』と私は感じています。
私も大変だったから「絶対、同じ目に遭わせたくない」
結局子育て世代が働くには周りに迷惑をかけなければならない風潮も大嫌いですし、育短を当然の権利として主張しつつ周りに迷惑かけながら働いてることを棚にあげて人を非難する人も嫌いです。
すごく共感します。
私も大変だったから
あなたも我慢しなさい、じゃなくて
私も大変だったから
「絶対、同じ目に遭わせたくない」って思うし
そこが始まりで『大きな原動力』にもなってます。
嫌なことがハッキリするほど『自分の理想』が明確になる
そういう点でも私にはもしかしたら起業するのが向いてるかもしれません。
そうなんです。
『嫌なこと』がハッキリするほど
『自分の理想』も明確になっていくんです。
この、自分の理想や
自分にとっての幸せを
トコトン追求していくと
道がどんどん開けていきます(^^
「副業では物足りない…」と感じてたら『リストラ』に
たとえば、私もKさんと同じように
産後『子育てに理解ある温かい職場』に勤めていたんです。
でも、あるとき面白い仕事を見つけて
子供たちが寝静まる夜、夢中で勉強・作業してた。
その時間が楽しくて楽しくて
「もっと時間がほしい。もっとこれやりたい」
って思ってたら、職場からリストラ宣告されたの。
普通はものすごくショック受けると思うんだけど
そのとき私は『ガーン』と同時に
「やった…これでもっと時間が取れる!」って。笑
失業したことで、道がひらけたんです。
幸せを追求してたら、ひらけたんです。
その道をただただ進んできたんですよ。
・・・・・
Kさん、お声を聞かせていただきありがとうございました!また気になることが出てきたらお声がけくださいね(^^)
▼Kさんがお読みくださったマニュアルはこちらです。