育休中に上の子だけ保育園かわいそう?嫌がる時の対処法!休園・退園
育休中に赤ちゃんのお世話が大変で
上の子の面倒になかなか手が回らない。
そんなとき保育園の存在はありがたいですよね。
けれども毎朝、保育園へ行くのを嫌がり涙を見せることも…
そんな姿を見ると胸が苦しくなってしまいます。
「上の子だけ保育園はかわいそう?」と感じたり
周りに言われるのも辛いですよね。
育休中も保育園に通い続けたほうが
お友達や先生とのつながりが切れません。
何より、一度退園した保育園に再入園するのは
保活激戦区ではほぼ不可能。ハードルが高いですよね。
それでも、上の子からしたら
「なぜ弟・妹はママと一緒なのに自分だけ保育園に行かなきゃいけないの?!」
悲しんだり苦しく感じる子もいることでしょう。
上の子が保育園を嫌がる時はどうしたら良いでしょう。
そんなときは
「保育園に行く時間を絞る、時々休む」
というのはいかがでしょうか。
以下詳しくお話しますね。
目次
育休中に上の子が保育園を嫌がる2つの対処法。早めにお迎え・時々休むも
上の子が保育園を嫌がる時は
次の2つの対処法がおすすめです。
1つは、
保育園のお迎え時間を早める・時々休む
もう1つは、
下の子のお世話やお手伝いを上の子に一緒にしてもらう
この2つです。
早めの時間に保育園にお迎えに行く
たとえば、いつも17時にお迎えに行っているなら
15時頃に行くなど、ちょっと早めにお迎えに行く。
「自分だけ早くママがお迎えに来てくれた!」
上の子の表情がパッと明るくなりますよ。
また、家に早く帰れた分、赤ちゃんが眠っている間など、
少しでも上の子と二人きりの時間を作ったりスキンシップをとると良いですね。
もちろんママも無理なく休みつつ
上の子と二人きりの時間を作るようにしていると
子供の心が落ち着いてきます。
不思議とママ自身の体調やメンタルも整います。
上の子に下の子のお世話を手伝ってもらう
また、上の子には赤ちゃんのお世話を
一緒に手伝ってもらうのも良いですね。
「オムツを取ってきてくれる?」
「これをゴミ箱に捨ててくれる?」など
上の子に簡単なお手伝いをお願いしてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんのお世話にかかわることもできて
お母さんに必要としてもらえている・役に立てていると
上の子は嬉しい気持ちになるものです。
実際、そのようにして
上の子が積極的にお手伝いしてくれるようになったケースも多々あります。
「ちょっとの間に成長したな…」と気づけてしみじみしたりもしますよ。
上のこの気持ちとしては、
弟・妹ができて嬉しいけれど
「寂しい」という思いもある子にとって
上の子にとって、ママと過ごす時間は「ごほうび」です。
そして、ママ自身も
今かけがえのない時間を過ごしていることに
『今』気づけるのはとても幸福なことです。
どうぞ無理なく自分たち親子に合った過ごし方を見つけてみてください。
育休中に上の子の保育園を時々休んで『自宅保育』するのもアリ
もちろん、育休中は上の子もいっしょに過ごしたいという方は
『自宅保育』するのも良いですね。
自治体によっては『育休退園』と呼ばれる制度があります。
上の子が乳児(0~2才)のタイミングで下の子の育休を取得する際に、上の子は保育園を退園になってしまう制度です。
育休退園自体は「3歳までは家庭保育が望ましい」という理由で設けられた制度ですが、
自分や家族の価値観で、上の子を保育園に通わせるペースを決めても良いわけです。
たとえば、
・週に1日は上の子の保育園を休ませて家庭保育する
・週に3日はお昼寝前に上の子をお迎えに行く
などでも良いですよね。
上の子の普段の様子をよく知っている
保育園の先生とも相談して考えてみると良いでしょう。
育休中に保育園を休ませる場合の保育料は?在園・退園、2つの選択肢
では、育休中に上の子の保育園を休ませることを選択した場合、保育料はどうなるのでしょうか。
実際に保育園に在園したまま休ませたことのある人曰く、
「保育料はかかった」とのこと。
え、もったいない…!いっそ退園する?
そう思いますよね。
とは言っても、上の子の保育園を退園するのも後々大変…
特に保活激戦区だと、一度退園してしまうと
再入園は難しいということもあるでしょう。
ですが、激戦区=待機児童が多い、ということですので、
働いていないのに保育園に通わせているとなると
働いているのに保育園に入れられない家庭としては非常に不満だったりもします。
もし、上の子が年少以上の年齢であれば
教育という観点で考えてみるのも良いでしょう。
保育園を退園して幼稚園に通わせるというのも一つの手段ではないでしょうか。
幼稚園は割と入りやすいことが多いです。
幼稚園の場合13時お迎えなど
多くの場合、時間は短くなってしまいますが、
現在は、幼稚園でも夏季保育など長期休暇の預かり保育に対応している園もあります。
認定こども園も選択肢になりますね。
まとめ
育休中、保育園に行かせることに罪悪感を持つ人は少なくありません。
地域によっては強制的に退園だったり
可能な限りの家庭保育を推奨のところもあります。
そんなときは幼稚園に通わせるのも一つの手段です。
在園できる場合で保育園に行かせるのであれば
可能な限り早くお迎えに行ってあげるようにしましょう。
実際のところ「在園」「退園」については
地域や園の方針や保護者の判断によるところが大きいです。
自身の住んでいる地域や園がどのような方針なのか
しっかりと確認するようにしましょう。
保育園を退園して自宅保育にした場合、
浮いた保育料でお出かけをしたり、絵本などを買ってあげられるなどのメリットもあります。
ファミサポやベビーシッターなども利用して
できるだけストレスの少ないようにしましょう。