保育園「保護者会総会」会長挨拶の例文・服装&自己紹介より重要なこと
この春「保育園の保護者会・会長」になった方へ。
お疲れさまです。心中お察しします。(笑)
私も、3人子どもがいて
保育園の会長やPTA本部役員など引き受けてきました。
→ 今年りあこはW役員です(保育園保護者会会長&PTA執行部会計)
あなたの感じているだろう
不安やプレッシャーは、よくよくわかりますよ。
そこで今日のブログでは、
保護者会会長の仕事1発目
「保護者会総会 会長挨拶」の例文・服装についてまとめます。
役員の仕事を楽にする
会長にしかできない重要な仕事
についても、後半お話しします。
目次
【会長挨拶のキホン】余計な負担とプレッシャーを減らそう
まず、会長挨拶の基本として
- 短くていい
- カンタンでいい
- メモ見ながらでいい
と思ってください。
カンペ見ながらでいいです。
マイクがあれば大きな声を出す必要もありません。
いいんです。
下を向いて小さな声でいいんです。
大勢の人前に出るのは、
めちゃくちゃ恥ずかしいし緊張しますよね?
あなたは会長なんて責任重大な役職を
無償で引き受けてくれた貴重な人です。
余計な負担やプレッシャーを手放すためにも
できるだけシンプルな挨拶で済ませましょう。
総会の服装「カジュアルすぎなければOK」
総会の服装は、カジュアルすぎなければOKです。
スーツは着なくていいけど、ジーパン・Tシャツは避ける。
会長はパリッとした格好でもいいですが
私はカーディガンをはおっていたかな。
ちなみに、小学校のPTA総会では
「本部役員はスーツ着用」と指定でした。
保育園の保護者会は「親と先生」ですが
小学校のPTAは「行政や地域の自治会」など関係が広くなったりします。
服装で迷うなら「前年度に合わせる」のが無難です。
保護者会総会【会長就任挨拶の例文】短くシンプルでOK!
では、総会の挨拶はどのようにスピーチすれば良いでしょう。
簡単な例文を紹介します。
今日はお忙しい中、総会にご出席いただきありがとうございます。
今年度の保護者会・会長をつとめさせていただきます〇〇〇〇(自分の名前)と申します。
至らない点などあると思いますが、精一杯つとめさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
シンプルでしょう?
これくらいで良いのです。
メモを見ながらでいいですよ。
暗記する必要なんかないです。
余計な負担やプレッシャーは減らしましょ。
しゃべる速度や声の感じなど
「音声で聞いてみたい」方がいましたら、こちらを参考にどうぞ。
細かなところですが、
- 運動会の途中で雨が降ってきたバージョン
- コロナや天災等で「規模を縮小」して運動会開催する場合の会長あいさつ案
などもまとめています。
【総会挨拶≠自己紹介】会長にしかできない重要な仕事
ここまで
会長あいさつは簡単でいい、とお話しました。
ただし、1点だけ。
総会挨拶を自己紹介だけで終わるのは
もったいないところもあります。
保護者会総会では
会長にしかできない重要な仕事があるのです。
それは活動内容の見直し・変更です。
なぜなら、総会のタイミングでないと
役員の仕事を楽にする
ことができないから。
保護者会の活動・制度を変更するときは
保護者会総会で「決議に掛け、承認を取る」必要があるのです。
役員の仕事【任期1年目の新人】が変えなきゃいけない
というのも、
保育園の保護者会って「任期は1年」ですよね。
おそらく会長は「年長クラスの親」で、役員終わったらそのまま卒園。
すると、
役員をやって何か問題や不満があっても
任期中に「変えるチャンスは無い」んです。
わかるでしょうか。
一般的に、保護者会・PTA総会は年に1回。
4月か5月初めに開催されるところが多いでしょう。
その一方で、旧会長(旧役員)は3月で卒園。
役員の制度や仕組みを変えたいと思ったときに、
保護者たちに承認を取れるチャンスは
4月の総会「1回だけ」しかありません。
「保護者会を変えたい」と思ったら
それは「新役員」がやらねばならないのです。
ところが、保育園の役員は親が若いこともあり
「役員をやること自体が初めて」という人も多いですよね。
前年度と同じようにやり過ごすだけでも精いっぱい。
そんな中で、疑問や不満を感じても…
例えば、
役員の決め方がクジ引きだったり
仕事内容が強制ボランティアとか
「これおかしいよ、変じゃない?」 と思っても
変えるチャンス・タイミングがないんです。
モヤモヤしつつも、任期終了したら
次の年度にそのまま自動的に引き継がれていく。
だから、いつまで経っても
役員の仕事は古いまま、不満の温床に・・・
これが、役員の仕事の「リアルな実態」なんですね。
4月の総会は、役員の仕事を変える「1回限り」のチャンス
とはいえ、
何かに疑問や不満を感じても
仕組みを変えるって、ものすごく大変なことです。
「役員を引き受けるだけで精いっぱい」
「そこまで時間や労力をかけられない」
そのとおりです。
だから「できる人がやればいい」と私は思ってます。
大きな変化を起こすには、
けっこうな労力と負担がかかりますからね。
自分がやってしまえば、後の人が楽
それだけです。
役員の仕事なんて、ただのボランティア。
それなのに、ほぼ強制。
「やりたくない、とてもやれない状態」なのに
じゃんけんやクジ引きで無理やり決めたりする。
私は、この「理不尽なやり方」が、大嫌いなんです。
だから、
私は保育園の会長を引き受けるなら
とにかく「仕組みを変えたかった」んですね。
で、役員の仕事や活動内容を見直すには
「4月の保護者会総会が1回限りのチャンスだ」
と知っていた。
(3年前にも保育園の役員をやっていたので)
そんなわけで、
総会挨拶は自己紹介で終わらせず、
変化を起こすため念入りに準備したんです。
保護者会の制度や活動内容、役員の仕事を「変える」には?
もし、これを読んでいるあなたが
「自分の負担が増えてもいいから、変えたい」
「後に続く人たちのためにも、見直したい」
と感じるなら(すばらしい。ありがとう)
きっと、私の経験してきたことがお役に立てると思います。
次の記事では、
『保護者会の制度や活動内容、役員の仕事を変えるには?』
について、お話しますね。
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