俺は『ブラック企業でワーママ』になる!働き方改革に没頭した結果
え?このブログ「保育園の退園を避けるには?」を作ろうと思った経緯(キッカケ)ですか?
うーん、そうですね…
元をたどると、うちの子どもが保育園に入るず~っと前、私の独身時代の話から遡ることになりました。
今日は、転職を繰り返しても、どこもかしこもブラック企業ばかりだった私が、自主的に『働き方改革』を進めた結果どうなったか?
リアルな体験談についてお話しします。
目次
子育てしながらブラック企業で働き続けるために!『転職以外』で私がやってきたこと。
私が独身のころに勤めた職場は、全部ブラック企業でした。
どんな会社だったか?と言うと、
子どもを産んで育てながら働きたい?
うん?なにを勘違いしているのかな?それとも夢でも見ているのかな?
香ばしくも残酷な匂いが香り高く漂うブラック企業でした。
一応、大企業の会社に勤めていた時は、育児休暇の制度自体はありましたよ。
けれど「書類には書いてあるけど誰用でダレトクなのソレ?」って感じで、
じっさいに育休を取得するには、「オリンピックの棒高跳びよりハードル高いわ!」くらいの感覚でしたね。
それでも、当時の自分にとっては、働くのはアタリマエのことになっていました。
結婚を考えた頃も、もし子どもに恵まれて子育てするようになったとしても、仕事は続けていくつもりでしたから、保育園のお世話になるのは当然のことだと思っていました。
近くに実家はありましたけど、母も働いていましたしね。
土日祝休み定時17:00残業なし!子育てママの多い職場へ転職したものの…
しかし、今の職場に勤め続けたところで妊娠出産できる気はしませんでした。
勤務先の就業時間が18:30まで、というのも困ったところでした。
というのも、地元の保育園はどこも19:00までしか開所していないのです。延長保育を使っても、です。
となると、定時ギリギリに仕事を終えてダッシュで保育園にお迎えに行く毎日を続けなくてはいけない。
そもそも定時ぴったりで仕事が終わること自体がレアな職場で。
夫婦ともにブラック企業で、実家の助けも得られない。
どう考えても、無理ゲーですよね。
そこで、私は転職をすることにしたんです。子育てしながら仕事を両立できる職場をハローワークで探しました。
- 定時は17:00
- 土日祝お休みで長期休暇もあり
- 子育て中のお母さんが働いている
- 会社の事務職で外回りも残業もない
理想的な条件の会社を見つけました。
求人への応募者も数十人を超えたそうです。
転職先の面接では、常務や社長が同席しました。
残業はありますか?と尋ねると、彼女たちは「残業はないです。」とハッキリ答えました。
うちの職場には子育てしながら働いているママたちがいますよ、とも聞きました。それなら大丈夫だと思ったんです。
で、実際に入社してみましたら…
「定時の5時になったら全従業員のタイムカードを押す」係なるものがありまして、後に私が任命されたんですけどね。
なんと、定時が終わった後は、「好きなだけ居残って仕事をしていい会社」だったんです。
たしかに、なるほど。
常務がおっしゃるとおり、
「(残業代が支給される)残業はないです。」
ようは、サービス残業じゃん(σ・∀・)σ
文句言っても変わらんからね。自発的に『働き方改革』を進めた結果、
でもね、最後の転職だと思って、自らエントリーした会社なんですよ。
応募者数十名の1人に選ばれた人間として、(なんで自分を選んだんだよとちょっと呪う気持ちも正直ありましたけど)
何かのご縁で雇っていただいたわけですし、文句や愚痴を言ったところで、この職場環境は何一つ変わりませんからね。
私はキホン面倒くさがりですけど、どの会社でも努力はしてきたんです。
特に、サービス残業しなくても済むように業務フローの見直しは、徹底して行いました。
- 先輩にお願いして仕事内容を取り替えっこして
- 業務の分担や進め方を見なおして
- 彼らの業務をマニュアル化したりデータ化して
- 誰でも作業できるように業務内容を共有化して…
その人にしかわからない属人的でブラックボックス化していた業務内容を、『誰でもできるように』片っ端からマニュアル化していったんです。
今で言うところの『働き方改革』ですね。
私が働き方改革を進めた目的は、
「1分たりともサービス残業したくない!」「この職場でママになってからも働けるように…!」でした。
でも、これは何もホワイト企業だろうが独身だろうが、大事なことですよ。
だって、24時間365日健康な人なんていませんよね?
もし、その人にしかできない仕事を抱えている人が、急に体調を崩したら、迷惑をこうむるのは『同僚や上司』でしょう?
お客様や取引先の迷惑になる
↓
私まで火の粉を被るじゃん
↓
そんな面倒なの絶対やだ(゚д゚)
↓
自分カイゼンしますわ(・д・)
私はベースが面倒くさがりなので、メンドーなことを避けるために、自発的に働き方改革を進めていったんです。
我ながら、けっこうがんばったと思うんですけどね。
で、働き方改革を進めた結果、どうなったかと言うと、
業務自体はスムーズに回るようになりましたが、
先輩やお局様方の「個人の意識」を変えようなど「百万年早いわ!」
ということが心底理解できました。
無謀でしたムボー(笑)
それで、第一子を妊娠したときに、
「この職場でワーママしたら自分壊れるわ」と確信した私は、
子育てしながらでも働き続けられるようにと願って転職した職場を、
最終的に、自主退職したのでした。
フツーは特別なことなの?
- 普通に働いて
- 普通に子供をる産んで
- 普通に家族団らんしたい
私が望んでいたのは、本当にフツーのことでした。
特別なこと望んでいるとは思えないんだけど、なんで日本の会社で働いてるとコッチが特別扱いになっちゃうんだろうね?
そんな疑問というかナゾは常にありました。
多かれ少なかれ、子育てしながら働いてるワーママさんの中には、同じようなことを感じてる方も多いんじゃないかな、なんて思うんですけど、あなたはどうでしょうか。
次回の「保育園退園の体験談」は
→赤ちゃん小さくても、ワンチャン夜のパートなら働けるんじゃない?
です。
お腹に赤ちゃんがいるのに働くことを全っ然諦めてなかった、やる気満々の妊婦さんのお話です。笑