【見えない壁】保育園ママが転職するハードル「小1の壁」とは?

目安時間:約 16分
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子どもが保育園に通うママさんが、何らかの事情で転職する場合。

 

その場合、子どもが保育園を継続できる猶予期間は1~3ヶ月という話を前回のブログ記事で書きました。

 

育休退園につづき、リストラで2度目の保育園退園問題に直面してしまった私の場合、幸いにも失業保険はスグもらえるとわかりましたが…

 

次の仕事が見つかるか?

それも1ヶ月以内に

というハードルがあったんですね。

 

ママが働いてなきゃ、子どもたち保育園を辞めなきゃいけない。

だからすぐ仕事を探さなきゃならないのですが…

 

でもそうは言っても、

「何でもいいから仕事が見つかればいい」

ってもんでもないですよね?

 

ママが働き続けるために必要な条件を、改めて検証してみたのですが…

 

結論から言うと、保育園のこと「だけ」考えて転職するのは無謀!

 

その「先」まで見据えて転職活動しないと後々ツラくなるのはなぜなのか、今から順番にお話しますね。

 

取り柄のないママが転職する場合の話です

 

看護師,人材不足言うまでもないかもしれませんが、

 

同じ転職先を探すでも、看護師とか保育士みたいに常に人材不足で引く手あまたの資格を持ってる人はいいんです。

 

「今スグ来てほしい!」って求人があふれてますし、職場に託児所があったりもします。

 

でも、そんなママたちばかりじゃないですよね?

 

  • 特別な職歴・能力・学歴・資格はもってなくて
  • 事務・サービス業・軽作業とか誰でもできるような仕事しかしたことなくて
  • 実家や夫に頼れないから、ママ1馬力で家事・仕事・育児こなさなきゃならない

 

と、私自身が見事に当てはまるので悲しいんですが(笑)

 

そんな、ごくフツーの特に取り柄もない保育園ママが、転職するときの不安や悩み。

 

そして、もしかしたら今のあなたは気づいてないかもしれない「見えない壁」について、これからお話していきますね。

 

1番の不安・悩みは「子どもの病気」

ママが転職先を探すときに感じる1番の不安。

 

それは子どもの病気等で突発的に仕事を休めるかどうか?

この1点に尽きるんじゃないでしょうか

 

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保育園のイベント・行事なら、前もってお知らせあるからスケジュール組めますよね。

 

もちろん事前にわかってても、周りに気を遣ったり仕事量がハンパなくて休めないママさんたちも沢山いらっしゃいます。

それでも運動会や発表会とか、大切なイベントだけでも仕事を調整することはできますよね?

 

でも、今まで私たちや保育園ママ達が散々悩まされてきたのは、子どもたちの突然の病気じゃないですか?

 

それも「今日だけは本当にカンベンしてよ?」って大切な仕事の日に限って見事に熱を出す…私も3人子どもいるので何度も経験あります(泣)

 

余談ですが、このブログ記事を書いてるまさに今日も、末っ子が熱を出して保育園を休んでます

 

どんなにママである自分が、家族の体調管理や栄養バランスに気を遣ったところで、小さな子どもの病気は人生の必須科目。避けられないですからね。

 

だから↑のアンケート結果のように「職場の理解が得られるか」は、働くママにとって、とても大切な条件の1つになるんですよね。

 

 

実家が近くにないなら病児保育に頼ればいい?

もちろん、夫や実家が頼れればイレギュラーな状況でも、なんとか乗り越えていけます。

 

でも、そういう恵まれたママばかりじゃないですよね?

 

転職,病児保育そんな誰も頼れる人のいないママの味方が、子どもが病気の時でも預かってくれる病児保育病後児保育す!

 

ただし、この病児保育にもいくつか問題点があるんですよね。

 

例えば…

 

  • 枠が少ないので、子どもが病気になったその日に使えるとは限らない
  • 初回の診察(受診)は必須なので仕事は遅刻or半休になってしまう
  • 当日朝の予約制の場合、仕事に行けるかどうかギリギリまで職場に連絡できない
  • 急性期や感染性疾患(インフルエンザ・水ぼうそう等の伝染病)は看てもらえない施設もある
  • 隔離部屋のある病院内施設などは感染病でも預かってもらえる場合もあるが、逆に他の子供からうつされることもある
  • 保育園に比べてお迎えの時間も早いので、フルタイムなら夫婦で協力しながら乗り切らないとしんどい
  • そもそも、病児保育自体が存在しないエリアもある(私が今住んでるところも、ようやく最近、病児保育が開始されたところです…)

 

というように、病児保育もカンペキではない。

 

1番頼りたいときに頼れるかどうかは運次第!

これが病児保育最大の難点なんですよね。

 

都心周辺ならNPO法人フローレンスの訪問型病児保育が働くママの心強い存在になってます。

 

当日朝の予約で100%訪問保証があるため仕事の見通しも立てやすいですし、自宅に来てもらえるので他の子供さんから病気をもらう心配もないという安心感がありますが、

一方で

  • 登録は抽選制(兄弟の片方しか使えない場合も)
  • 利用料が高い(入会金&月額料金&利用5分単位の課金制。自治体によっては補助あり)
  • 対象エリアが都心周辺と限られる

という課題も。

 

バリキャリの正社員や公務員ママなら使いこなす価値ありますが、パートや派遣・契約社員ではとても手が届かないサービスとも言えます

 

保育園の「先」のことまで考えてる?小学校入学の壁

さらに言うと、

 

子どもが保育園に通っている今は

「転職先が見つかるか?」

「保育園は継続できるか?」

だけしか考えられないかもしれないですが…

 

保育園を卒園した後

のことまで、考えたことあります?

 

「親が働いてます」という理由だけで子どもを大切に預かってくれて、朝早くから夜遅くまで土曜日も夏休みも冬休みもパパ・ママが働いてる間は代わりに見ててくれる。それが保育園で当たり前ですよね?

 

で、このありがたさを痛感するのが…

 

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そう、子どもの小学校入学!

 

なんで働くママにとって、子どもが小学校に上がるのがそんなに大変なことなのか?

 

私もそうでしたけど、今、子どもが保育園に通ってるママさんには、いまいちピンと来ないかもしれませんよね。

 

なので、具体的にどんなハードルがあるのか、一緒に見ていきましょうか。

 

例えばね…

 

小1の壁

  • 朝ママが出勤するより「後」に子どもが学校に行く場合、ちゃんと家の鍵をかけたかどうか不安…
  • 自宅→学校→自宅へと登下校するのに、子供だけで安全に行き帰りできるか心配
  • ランドセルの底からしわくちゃのお知らせプリントが発見され、夜中に明日の持ち物を買いに走るハメになったり
  • 授業参観も発表会も個人面談(家庭訪問)も平日の日中にやるのが当たり前
  • 子どもと連絡をとるために携帯電話(スマホ)を用意したのに忘れたり充電してなかったり…

 

ちなみに、うちの長女が小学校に入学する前、登下校の安全確認用に子ども携帯を用意したのですが、小学校の規則で携帯持ち込みNGだったため、肝心の登下校時に使えないというジレンマがあります…

 

「でも、親が働いてるなら学童に入れるから安心でしょ?」

 

たしかに。小学校に上がっても保育園の代わりに学童(放課後クラブ)があるので、放課後は学童で過ごすこともできます。

 

ところがここにもハードルがあって…

 

学童の壁(放課後クラブ)

  • 学童にも待機児童問題があるので枠が狭くて入れない
  • フルタイムでも実家が近いという理由だけで入れなかったり
  • 入れたとしても定員少なすぎて小3で追い出される
  • 法律上は小6まで放課後クラブに入れるように決まったが実態が追いついてない
  • 学校から遠いところに学童がある場合、行くまでの治安・安全も不安
  • 部屋が狭かったり指導員の質がザンネンな施設もある(資格・要件とかないので)
  • 3年生くらいになると「学童行くのヤダ」とか言い始めて友達と勝手に遊びに行っちゃたり
  • 保護者が当番制・役員制で学童のイベントを任される(もちろん仕事は休まなきゃならない)
  • 長期休暇中も預かってはくれるけど、お盆や年末年始は普通にお休み
  • 夏休みや冬休み、土曜日とか、学校で給食なかった日はお弁当作らなきゃならない
  • 時間も18時までとか短いので、ちょっと残業するとお迎えが間に合わない
  • お迎えが間に合わないと指導員に迷惑そうな顔されたり子ども1人で閉めだされたり…

 

これらも地域性はありますけど、身近なママ達からフツーに聞く話です。

 

「そんなんじゃ、学童入れても意味ないじゃん?!」

と、元・保育園ママ同士の会話で思わず突っ込んだことが何回もあります(笑)

 

そして小学校入学の壁は、まだあるんですって!

 

PTAの壁

  • 子ども1人につき1回は役員を必ず引き受けるというPTA謎のルール
  • フルタイムも転勤族もシングルマザーも役員は免除されない
  • 三役(会長・副会長など)が決まらなかったら鬼のクジ引き!
  • 平日の昼間に会合するので働いてるママは貴重な有給使って出席しなきゃならない
  • アロマテラピー講座やらママさんバレー大会やら活動自体に共感できないetc…

 

もう、上げ始めたらキリがない。

 

「ほんと、保育園ってありがたかったよね…」

 

保育園を卒園したママたちに再会すると、みんな言うんですよね(^^;

 

マトモにぶつかったら壊れる

私も正直なところ、子どもたちが3人とも保育園に通ってた頃は「小1の壁」とか他人事でしたよ。

 

長女が小学校に通うようになって初めて「この壁にマトモにぶつかったら自分が壊れるなー」って痛感したんです(´д`;

 

小学校入学例えば今、

 

あなたのお子さんが年少さんなら3年後にはランドセルしょって小学校に通ってるんですよね?

 

もしあなたが、今から転職活動するならね。

 

働くママにとっては、小学校に上がる壁の方がハードル高いかもしれない

ってことを、アタマの片隅において求人探した方がいいです。

 

だから、さっきもお話しましたけど

 

今&この先の自分の状況で

職場の理解が得られるか?

 

が、とってもとっても大切になってくるんですよね

 

職場の理解が得られる転職先を探すジレンマ

そこで、

 

「先のこと」まで見据えて

職場の理解が得られる仕事を探すわけですが…

 

最初にお話したとおり「あなたを待ってました!」的な職業のママさんなら心配ないのです。

 

が、特別な職歴も能力もない、ごくフツーのママさんが転職する場合。

 

少しキビシイ言い方をすると

自分に都合のいい条件を転職先に期待してるだけなのだとしたら…

 

問題は、

 

子育てママに理解があるハートフルであったかい会社はそもそも働いてる人が辞めないから求人もなかなか出てこないってところなんです。

 

転職をされる場合に、在職中からお探しになるか、おやめになってお探しになるかは基本的にはご本人の自由意志によりますが、一般的に言って現在は雇用失業情勢が非常に厳しく、失業されてからご希望のお仕事に着くことができるまでの期間が長くなることが予想されます。

ハローワークインターネットサービス-よくある質問

 

そもそもママに限らず転職自体が長期戦を覚悟しなきゃならないもの。

 

もちろん、ゆっくり探せばあなたの家族の状況にピッタリの運命の会社に出会えるかもしれませんよ?

 

私も人間味ある温かい職場に勤めてましたし。

 

でも、何らかの事情で

  • 今スグ転職先を探さなきゃいけないママさん
  • すでに無職・失業してしまったママさん
  • 妊娠を打ち明けたら仕事切られてしまう派遣のママさん etc

 

法律や制度についてどうこう言ってる場合じゃなくて、

現実として期日が迫ってる場合。

 

子どもの保育園の継続を考えると猶予はないし、

かといって、焦って転職先を決めたくないというジレンマ。

 

私も当事者だったから、揺れ動くその気持ち、すごくわかります。

 

私、ワガママですか?

家族に負担はかけたくない

自分もガマンしたくない

 

このジレンマを乗り越えるには、どうしたらいいだろう…

 

ある意味ワガママにさえ感じる希望条件の中で

 

ムリな転職はせずに

保育園の退園を避ける方法

を思いついたんですね。

 

だいぶ長くなったので、つづきは次回!

 

どうやってジレンマを乗り越え、保育園の退園を避けたのか?

 

次回からは「保育園退園回避マニュアル」と題し核心に迫っていきます!

 

まずはこちらからどうぞ!

保育園,退園回避策

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このブログを書いてる人

3人娘のママ・りあこです
育休退園やリストラ・引っ越しなど保育園の退園(危機)を4回経験した強運の持ち主。

同じ境遇で悩んでいるであろう日本全国の保育園ママに向けて(たぶん)日本初の「保育園継続マニュアル」を作成・公開しました。

>>もうちょっと詳しい自己紹介はコチラです

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